健康志向が逆に…血糖値を上げてしまう?!
朝のスムージーは要注意

健康に気をつかう健康志向で行っていることが、逆に血糖値を上げやすくしてしまうことがあります。その1つが朝のスムージーです。朝に何か飲食した方が良いと言われてきましたが、炭水化物をたっぷり摂ったり、スムージー等で果糖を摂取したりするのは血糖値スパイクを起こしやすいのです。

フルーツのリスク

ビタミンが豊富で体に良さそうなフルーツですが、血糖値を上げないためには注意が必要です。フルーツに含まれる果糖は血糖値をあまり上げないタイプのものですが、すぐに中性脂肪となるので、運動などをしなければそのまま体脂肪になってしまいます。最近は品種改良によってより糖度が高い種類のものが増えている点も要注意です。特に、手軽に摂れてしまうジュースや、水分が抜けて糖質が濃縮されているドライフルーツは注意しましょう。

サラダは具材をチェック

サラダも要注意な食べ物で、サラダなら何でも体に良いと思うのは間違いです。具材によっては血糖値が上がってしまうものがあり、注意したいのがポテトサラダとマカロニサラダです。イモはでんぷん質のため血糖値を上げやすい食品ですし、マカロニはパスタの一種で原料は小麦で、他の具材が少ないと、サラダとは名ばかりの実質ほぼ糖質のメニューとなります。ヘルシーに思われる春雨もジャガイモ等のでんぷんから作られる糖質の固まりです。血糖値を上げないためにサラダを摂るのであれば葉野菜や海藻中心のサラダを選びましょう。

「軽めにうどんにしよう」に注意

カロリーが少なそうで消化に良さそうなのに、血糖値を上げがちなもの…それがうどんです。食べたらすぐブドウ糖に分解されやすく血糖値が急激に上がりやすいです。しかも、うどんは胃の中で形が残りやすく実はあまり消化が良くないです。麺の原型が無くなるほど煮込まないと消化に良くない上、つるっとした食感で早食いになりがちです。お昼を軽くしようとして食べがちなメニューですが、副菜に野菜を摂るなど工夫が必要です。

    

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