コロナ禍の今だからこそ…深呼吸を忘れない!
PC作業で不安定な呼吸に

コロナ禍で注意したいのは呼吸です。それでなくとも、パソコン作業などに熱中していると、人は1分間に30回くらいの速い呼吸になっていたり、ときどき呼吸を止めたりしている状態となり、安定した呼吸ができていません。

呼吸が安定していないと…

そうした呼吸をしていると細胞への酸素供給量が減少し、細胞や組織の抵抗力が低下します。すると当然、免疫力が低下することになるのです。さらに、こうした不安定な呼吸では、自律神経のうち交感神経がずっと優位となり、副交感神経が優位になることができません。身体がリラックスできず、ストレスや疲れがたまりやすくなります。

ストレスにも脳にも良い影響

おススメしたいのが仕事の合間の深呼吸です。大切なのは長く息を吐くことで、10秒から20秒くらいかけて細く長く吐いて息を出し切りましょう。息を吐ききったと思っても、更にそこから数秒がんばるとより効果が期待できます。つぎに息を吸い込む時に、大きく吸い込もうと思わなくても、自然と多くの酸素を取り込めるからです。深呼吸は身体をリラックスさせてストレスを軽減させるだけでなく、脳にも良い影響を与えます。大きく息を吸うと酸素が体にたくさん入り、血行がよくなり頭にも血がまわります。

ウォーキングで一石二鳥

しかし今は、他の人がいるところでは大きな呼吸はしにくくなっています。そこでおすすめしたいのが毎日20分くらいのウォーキングです。人が少ないところを歩きながらゆっくり深い呼吸をしましょう。歩きながらの深呼吸は脳に大きなメリットを与えます。歩くと血の巡りが良くなって神経細胞に栄養素が行き渡ります。これによって、脳全体が刺激されるからです。

    

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