座り続けでも…足先をちょっとだけ動かそう


座り続けることが多い

様々なことがPCで出来るようになった昨今では、仕事で座り続ける方も多いでしょう。しかも今はコロナ禍です。息抜きを少しするだけとはいっても、オフィス内を歩き回ることはしづらいでしょう。もしくは、リモートワークで自宅にずっといて、外を歩く機会すら減っている人も多いでしょう。

腰痛や足のむくみ

ずっと座っていると、人は下半身の血液循環が悪くなり、腰の筋肉が硬くなって腰痛になりやすくなります。腰痛の最も大きな原因は運動不足なので、運動をすることができれば良いのですが、わざわざ運動する時間をつくるのも大変でしょう。また、座り続けることは足のむくみも出やすくなります。足は心臓よりも下にあるため、老廃物を吸い上げる働きをするふくらはぎの筋力が弱いと、むくみが出やすいのです。

足首やつま先を動かす

こうしたことを予防するには、実は大きな動きは必要ありません。足首やつま先をちょっと動かすだけで、ずいぶんと腰の硬さや足のむくみは解消されるのです。まずは、椅子に腰かけたまま、片足のつま先を立て(かかとを上げ)てみましょう。そのままカカトを前に押し出す感じで、つま先を立てた状態で2〜3秒してから、かかとを元に戻します。片足15回ずつくらい行いましょう。

回したり刺激したりも効果的

これによってむくみが出にくくなり、足の緊張もほぐれます。足の緊張がほぐれると、腰の筋肉の緊張は自然に和らぐので、腰痛にもなりにくくなるのです。余裕があれば、次の簡単な動きも足してみましょう。例えば、かかとだけでなく、つま先側も上げる動きを足し、つま先とかかとを交互に上げ下げしましょう。ついでに、足首を回せばさらに効果が上がります。そして、ゴルフボールや青竹などを利用して足裏を刺激するのも効果的です。

   

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