日常生活に潜む 身体を冷やす危険


いくら温めても・・・

いくら身体を温めるために良いことをしても、それ以上に身体を冷やすことをしていては、いつまでたっても身体を温めることは出来ません。多くの人が日常生活において、気付かずに身体を冷やすことをしているのです。それを意識するだけで、より簡単に身体を温めることが出来ます。

万病の元のタバコは、やっぱり・・・

あまり意識されずに身体を冷やすものとして、例えばタバコがあげられます。タバコが肺に良くないということは、最近では当たり前のように思われ、生活習慣病に対しても悪影響を与えることも、最近では知られるようになってきました。しかし、冷えと関係していることを意識している人は少ないでしょう。実はタバコに含まれるニコチンが血管を収縮させて血液循環を悪くして、身体を冷やす原因となるのです。

着るもので随分変わる

着ているもので身体の温かさが違ってきます。身体の温かさを考える上で大切なのが首周りです。一度温めた後に熱を逃がさないことが大切で、熱が逃げてしまうのは何といっても首周りだからです。タートルネックを着たり、マフラーを使ったり、首周りのチクチクが気になる人は綿や絹のスカーフを使いましょう。また体幹部を守るには、腹巻もおススメです。一方、体幹部であっても、きつめの下着はおススメできません。身体を締め付けて血行を悪くし、身体が冷えやすくなるからです。

規則正しい生活が大切

日常における規則正しい生活がとても大切です。夜更かしで体内時計がずれていると、身体が冷えやすくなります。体温調節に関わる自律神経が乱れやすくなるからです。特に注意したいのが夜遅くの光です。夜遅くにコンビニなどで明るい光にさらされると体内時計が狂ってしまい、午前中に体温が上がらなくなってしまいます。家の中でも、夜遅くにパソコンや携帯電話を使うと、寝る直前まで身体はリラックス出来ず、寝付きが悪くなります。

    

マガジン表紙へ