こまめに動く時間を増やす…それが大切!


激しい運動をする必要なし

身体を温めやすくするために運動は欠かせません。だからといって、息がハァハァして汗をかくほど激しい運動をする必要はありません。全く運動をしていないと、熱を生み出してくれる筋肉が減ってしまい、身体が冷え体質になってしまいます。簡単な運動を毎日少しずつするのが良いのです。

日常生活で歩く時間を増やす

ウォーキングは一番のおススメですが、外を長い時間歩くのは、天候にも左右されるうえ、時間をまとまって取るのも難しいでしょう。まずは日常生活で歩く時間を増やすことを目標にしましょう。通勤途中や職場では、駅や会社のエスカレーターやエレベーターを使うのを避け、階段を使うことです。

「ながら運動」

運動も、わざわざ時間をとって行なうよりは、日常生活での「ながら運動」を考えましょう。例えば職場では、ちょっとした仕事の合間に椅子に座ったまま出来るストレッチや、ちょっと立って行なう柔軟体操などが良いでしょう。家ではさらに、ちょっとしたことで運動のチャンスが見つけられそうです。歯磨きをしながら屈伸運動をしたり、テレビを見ながらダンベル運動をしたりと工夫をすれば、更に色々な「ながら運動」が出来るでしょう。

おススメ:踏台昇降運動

たった5分間で行なえる踏み台昇降運動はおススメです。5分間で消費エネルギーは125kcalにもなり、30分間のウォーキングと同じ効果が期待できます。リズミカルに台の昇り降りを繰り返すだけという簡単なもので、台は高さ20cmほどが適当です。何かちょうどよい高さのものが無ければ、ダンボールなどで作ってみましょう。速さは息が少し上がるけれど話ができる程度で十分です。時間は1回につき5分で、1日に2〜3回出来れば理想的です。

    

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