効果を出すには正しい方法で 〜うがい〜


うがいの効果

毎日の咽喉ケアに欠かせないものが「うがい」です。うがいによって、咽喉の粘膜についた細菌やウイルスを洗い流し咽喉の粘膜に潤いを与えて、炎症を予防する効果が期待できます。しかし、正しいうがいを出来ている人は少ないようです。きれいな水を咽喉の奥まできちんと行き渡らせ、菌を落とすことが大切です。

正しいうがいのやり方

うがいは口と咽喉を分けてゆすぐことが大切です。
1回目は、食物の残りカスなどを取り除く目的で、口に含んで強めにブクブクとうがいをして吐きだします。
2回目は、口に含んで2〜3回ブクブクとうがいをした後に、上を向いて咽喉の奥まで水が回るように15秒間ほどガラガラとうがいをして吐きだします。
3回目以降は、2回目と同じように15秒間ほどうがいをする。

こんな点も覚えておこう

帰宅後にうがいを習慣づけることは今や当たり前となっています。さらに、外出しなくても、暖房によって空気が乾燥した部屋に長時間いるような場合は、こまめにうがいをするのが良いでしょう。また、通常の水でも十分に効果を期待できますが、お茶を使ってのうがいもおススメです。強い殺菌作用があるカテキンが多く含まれているほか、ビタミンCも多いために粘膜の修復効果も期待で出来るからです。

咽喉に良いもの

お茶以外にも咽喉に良い食材が色々あります。その代表的食材がハチミツです。ビタミンやミネラルが豊富に含まれ、殺菌作用の強い食物でもあり、咽喉の痛みや炎症を和らげます。その他、皮ごと生のまま手軽においしく食べられるのは金柑です。また意外なところでは、黒豆があります。風邪による咳や声がれ、気管支炎などには、黒豆を煮て煮汁を飲む民間療法が知られているほどです。

    

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