こんなにある!月経の悩み


月経の悩みには、「量の異常」「生理痛」「周期の異常」「生理前の不快感」など、さまざまあります。

≪量の異常≫

個人差はありますが、生理中の出血量の合計はだいたい50〜160ml。極端に多かったり、レバーのような血のかたまりが出る場合には、子宮筋腫や子宮内膜症などの病気も考えられますので、注意しましょう。

≪生理痛≫

生理痛は大きく2つに分けられます。1つは血行障害によるもの。冷えやストレスで血行が悪かったり、便秘などが原因の場合もあります。また、若い女性の生理痛は、子宮の発育が十分でなくて経血が流れにくいという場合もあります。もう1つが子宮筋腫や子宮内膜症などの病気が隠れている場合。“痛む期間が3日以上”“年齢とともに痛みが増している”などの場合は、病気の有無を確認するためにも一度婦人科を受診してみましょう。

≪周期の異常(生理不順)≫

正常な生理周期とは「25〜38日で次の生理がくる」「ずれても7日以内」「1回の生理は3〜7日続く」こと。ここからずれた状態が3ヶ月以上続くと、生理不順だと考えましょう。毎回周期にばらつきがあったり、生理周期が多少ずれたとしても、ばらつきが7日以内であれば問題ありません。

※生理周期とは?
前回の生理がスタートした日を1日目として、次の生理がスタートする前日までの日数。前回の生理が終わった日から数えてしまう人が多いので注意しましょう。

≪生理前の不快感≫

PMS(月経前症候群)と呼ばれます。詳しくはコラム「PMS(月経前症候群)って何?」をご覧ください。

    

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