生理不順は、こんなことで起こりやすい


生理のリズムには脳(視床下部)が関係

生理のリズムを直接つくっているのは、卵巣から分泌される女性ホルモンのエストロゲンとプロゲステロンです。しかし、その分泌を管理しているのは、脳の視床下部という部分です。視床下部が、脳下垂体という器官を通して、女性ホルモンを分泌させる指令を出しているのです。

視床下部はストレスに弱い

視床下部は、女性ホルモンの分泌を指令するだけでなく、様々な感情や自律神経をつかさどる場所でもあります。あらゆる神経の集合体のため、とてもデリケートなところで、ちょっとしたストレスや感情の起伏で、ホルモン分泌の指令も乱れてしまうのです。

生理不順を起こしやすい生活とは?

≪日々のストレス≫
ストレスがたまりすぎると、脳が女性ホルモンの分泌よりも、ストレスへの抵抗を優先させ、排卵や生理をストップさせてしまうこともあります。

≪不規則な生活≫
人間が本来持つ生体リズムに反するような不規則な生活は、心身の働きを管理する視床下部に大きなストレスを与えます。不規則な生活状態が長く続くと、ホルモンが正常に分泌されなくなり、生理不順になりやすくなります。

≪過激なダイエット≫
食事量を極端に減らすなどの過激なダイエットをすると、体脂肪率が極端に少なくなったり、一時的に栄養失調状態になり、女性ホルモンがスムーズに分泌されなくなります。

    

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