PMS(月経前症候群)って何?
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生理前になると下腹部痛・肩こり・頭痛・便秘・胸のハリなど身体的な変化に加えて、イライラ・憂うつ・集中力減退など精神的変化を感じることがあります。これが月経前症候群(PMS、Premenstrual Syndrome)といわれるもので、女性なら誰にでも起こりえます。
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PMSの原因には、女性ホルモンの変動が関係していることは間違いないようです。PMSが起こるのは、月経2週間前の排卵から月経が訪れるまでの間です。この時、増加してくるのがプロゲステロン(黄体ホルモン)と呼ばれる女性ホルモン。プロゲステロンには、体温を上げたり、水分をためる作用があるので、ほてりやむくみを感じることもあるようです。
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PMSかどうか、気がついていない人も多いようです。まずは基礎体温や体調の記録をつけることで、自分の心や体のトラブルがPMSなのかどうか気づくことができます。また、PMSの人は、基礎体温や体調の記録をつけるだけで、症状が軽くなるといった結果報告もあります。
★PMSかどうか見極める3つのポイント★
@同じ変化が周期的に現れる
A変化の現れる時期は生理の2週間前
B日常生活にある程度影響するくらいに、その変化が重い
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PMS予防には食生活に気を配ることが大切です。基本的にはバランスの取れた食事をとり、特にビタミンやミネラルは十分にとりましょう。
【食べた方がいいもの】
豆類(豆腐や納豆)・緑黄色野菜・海藻類・穀類(玄米やソバ)
植物油(オリーブ油や大豆油)・種実類(ゴマや落花生)
【避けた方がいいもの】
カフェイン・塩分の高いもの(漬物やハム)・甘いもの・アルコール類
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