ナプキンには、こだわるべし!


悩みのトップは…ムレとかゆみ

月経期の悩みでトップを占めるのは、痛みではなく、実はムレやかゆみ。外陰部は角質層が薄く、もともと刺激に弱い場所です。皮膚の一番外側にある角質が膜をつくって、外界の刺激から守っているのです。上腕部では角質が13層もあるのに対し、外陰部は6層しかありません。

一生で13000枚

ムレやかゆみを防止するためにも、こだわって選びたいのが生理用ナプキン。ちょっとムレが気になるのに、つい“いつものでいいや”と適当に選んでいませんか?1回の生理で使うナプキンの平均枚数は約27枚。12歳から52歳まで毎月生理があると仮定すると…一生分に使うナプキンの数はなんと13000枚!こんなにたくさん使うのですから、生理用ナプキンは、自分に合うものが見つかるまで色々と試してみましょう。

静かなブーム 布ナプキン

生理用ナプキンとして、最近人気上昇中なのが布ナプキン。“かぶれにくい”“繰り返し使えてゴミを増やさない”など、口コミからファンが増えているようです。取替えのタイミングなどは紙ナプキンと同じで大丈夫です。モレるのが心配という声もありますが、防水シートとパイピング加工で、下モレや横モレ対策はしてありますし、菌の繁殖を抑えるシートで、気になるニオイも防げます。

一度試してみては?

とはいえ、初めて使う人はモレが心配かもしれません。まずは始まりかけや終わりかけなど、経血量が少なくなる時や、ムレやすいお風呂上りなどにつけてみて、肌触りを実感してみましょう。ネット通販などで簡単に手に入り、防水加工を施したものや、羽根つきなど種類も豊富で、色や柄もカラフルで、色々と選べるようです。

   

マガジン表紙へ