出汁・発酵・野菜を全て含む「味噌汁のすすめ」
野菜が不足している

必要なビタミンやミネラルを摂取するために、野菜は毎日350gほど摂ることが推奨されています。しかし実際には、摂取量の多い高齢者層でも300gほどで、若年層にいたっては250gにも満たない値となっています。特に夏は、生野菜を食べることが多く、野菜を多く摂りにくい時期です。

夏は意外と体が冷えている

野菜を生のまま食べること自体が悪いわけではありませんが、生野菜ばかりでは多くの量を食べられません。さらに、必要以上に体を冷やすことになりかねません。というのも、昨今の夏バテは必ずしも暑さが原因ではなく、エアコンの「冷えによる疲れ」から起こる夏バテも増えているからです。食べるものが身体を冷やすものばかりだと、冷えていた体をさらに冷やし、それによって体調が悪くなる可能性もあるのです。こうした場合は、身体を温める野菜を積極的にとることが必要になります。

味噌は発酵食品

こうした時期におススメしたいのが味噌汁です。暑い時には敬遠しがちですが、暑い時期にこそ食べてほしい一品です。大豆と塩、麹菌から作られるものが味噌で、原料はしょう油と似ていますが、発酵を中途半端で終わらせることが大きな特徴です。しょう油は発酵の過程で、タンパク質をアミノ酸になるまでしっかりと分解させますが、味噌は発酵を中途半端に終わらせるので、アミノ酸に分解される手前のペプチドも多く含まれています。ペプチドには血圧を下げる働きがあり、高血圧予防にも効果が期待できます。

野菜をたくさん入れよう

味噌汁に野菜をたくさん入れれば、それだけでかなりの量の野菜を摂ることができます。特に葉物野菜は生で食べるよりもかなり量(かさ)を減らすことができます。夏バテで体が疲れている時には、免疫力を上げる白菜や大根などの淡色野菜が特におすすめです。夏でも冷えを自覚している人は、体を芯から温めることができる根菜類を多めに具材に入れるのも良いでしょう。

    

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