夏は高血圧に注意すべし!〜脳梗塞リスク〜
暑さとクーラーが良くない

脳梗塞は寒さで血管収縮する冬に起こりやすいですが、同じくらい夏にも起こりやすい疾患です。心疾患と同様、水不足つまり体の脱水状態がリスクとなります。さらに、クーラーのリスクがあります。暑い外からクーラーで冷えた部屋に入ると、急に血管が収縮し血圧が急上昇します。

脳梗塞の危険因子

脳梗塞に対する有効な予防法は、一番の危険因子である高血圧に注意することです。脳の細い血管が詰まるのは、高血圧が長く続いて動脈が硬化することが主な原因です。健康診断で血圧測定結果が正常範囲に入っている、毎日決まった時間に計っている血圧が正常値であるからといって、安心してよいとは限りません。「かくれ高血圧」とよばれる高血圧が存在するからです。

「かくれ高血圧」

昼間の決まった時間や病院で測った時は正常な値が出ても、それ以外の時間帯で血圧が高くなっている場合があります。例えば、早朝に血圧が高くなる「早朝高血圧」、夜の寝ている時間帯に血圧が高くなる「夜間高血圧」、ストレスがかかっている時の血圧が高くなる「ストレス下高血圧」などがあります。健康な人でも自身の血圧の一日の動きを知っておくことはとても有益です。毎日何度か血圧を計って、自身の血圧状況をよく知っておきましょう。

早歩きが血圧を下げる

高血圧を防ぐのにおススメなのが早歩きです。早歩きをすることで、下半身の筋肉の衰えを予防できます。運動不足状態だと、30代以降では筋肉は年1%ずつ減っていきます。衰えやすい下半身の筋肉が減ると血液を巡らせるポンプ作用が落ちて、血圧や血糖値の状況も悪化し血管の老化が進みます。早歩きをすることで筋力低下を防げると血圧にも良い影響を与えます。とはいえ夏の暑い時期に外を歩くのがつらい場合、足のストレッチだけでも習慣づけましょう。8週間で血圧が下がったという研究があり、血圧を下げる効果が期待できます。

    

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