見ための良さが健康の証(あかし) ー歯並びー
歯並びが悪いと

健康にとって、食べる食材も大切ですが、それ以上に大切なのが噛むこと、つまり歯が大切です。歯並びが悪いからと見ためを気に病んで矯正を始める人も多いでしょうが、じつは歯並びが悪いことは健康面からも良くないことが起こりやすく、歯並びがキレイなことは重要なのです。

虫歯や歯周病のリスク

歯並びが悪いと、歯磨きが難しくなります。歯が重なっていたりデコボコしていたりすると、歯ブラシの毛先が届きにくい部分ができて、プラーク(歯垢)や食べかすが残りやすく、虫歯や歯周病のリスクが高まります。最近では、口腔内の健康状態が全身の健康と関連していると分かってきています。歯周病の原因細菌が血流に乗って全身を巡り、さまざまな臓器に悪影響を及ぼし、糖尿病、心疾患、脳卒中等の疾患と関連があると示されています。

消化器系にも影響

歯並びの良し悪しは消化器系の健康とも関わります。食べ物を細かく噛み砕くことは、消化の第一段階としてとても大切だからです。歯並びやかみ合わせに問題があると、食べ物を十分に咀嚼できないまま胃に送り込むことになり、胃や腸に負担がかかり消化不良や胃もたれ等の症状を引き起こしやすくなります。また、唾液には消化酵素が含まれているので、噛む回数が増えるとより唾液の分泌が促されて消化を助けることができるのです。

口呼吸になりやすい

上下の歯が正しく噛み合っていないと口呼吸の癖がつきやすく、口腔内が乾燥しやすく、虫歯や歯周病のリスクを高めるだけでなく、睡眠時無呼吸症候群やいびきの原因にもなります。鼻呼吸であれば鼻の繊毛や粘膜が空気中のホコリやウイルスを濾過して、空気を湿らせてから肺に送り込めますが、口呼吸ではこれができません。口呼吸をしていると舌が喉の奥に落ち込み、気道を狭くするリスクもあり、睡眠時無呼吸症候群やいびきの原因となり、睡眠の質を低下させる一因にもなります。

    

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