疲労の原因となるもの -ストレスの分類ー
体へ悪影響

疲労の元になる大きな要因がストレスです。ストレスとは「嫌な事を我慢する」という意味でとらえる人が多いでしょう。しかし、身体へ悪影響を及ぼすものとして考える場合、疲労の原因となる外的刺激はすべてストレスとなります。それには精神的なことだけでなく、肉体的なものも含まれます。

5つの分類

身体に悪影響を及ぼすストレスは、物理的ストレッサー、化学的ストレッサー、生物学的ストレッサー、心理的ストレッサー、社会的ストレッサーの5種類です。「物理的ストレッサー」は、暑さ、寒さ、騒音、振動など、肉体に物理的なストレスを与えるものです。「化学的ストレッサー」はアルコールやタバコなど化学物質によるダメージ、「生物学的ストレッサー」は細菌やダニなどです。「心理的ストレッサー」は不安、緊張、怒り等の感情的なもの、「社会的ストレッサー」は、周りの人間関係からのストレスを指します。現代社会は、日々ストレスに囲まれて生きているのです。

ストレスホルモン

ストレスは悪いことだけではありませんが、ストレス過剰は間違いなく悪影響です。ストレスがかかると、脳の視床下部という部位でストレスを察知します。すると例えば、ホルモンを分泌する脳下垂体ではコルチゾールというホルモンが分泌されますが、このホルモンには抗炎症作用があります。ということは、体内に侵入した細菌やウイルスを排除するために炎症作用が起きにくくなる、つまり免疫力が落ちるのです。

自律神経への悪影響

また、視床下部という部位は、自律神経へも大きく影響を与えます。例えば、アドレナリンホルモンが分泌されやすくなり、興奮や緊張によって優位になる交感神経が高まりやすくなります。すると、心臓がどきどきしたり血圧が上がったりする等の症状が出やすく、こうした過緊張の状態が長く続くと、さまざまな不調が体に起こりやすくなります。

    

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