3月に気をつけたい 〜花粉・寒暖差・黄砂〜
3月にインフル流行

3月に気になる鼻のことと言えば、間違いなく花粉症でしょう。もはや国民病と呼ばれるほどです。しかも最近やっかいなのがインフルエンザとの関係です。以前は花粉症の流行時期とインフルエンザ流行が重なることは少なかったですが、近年は3月にインフルエンザが流行することが増えています。

換気に注意

そうした状況で気をつけたいのが換気です。外の空気を入れようとすれば同時に花粉が入ってきます。換気を短い時間で済ますには風が通りやすいように、部屋の窓やドアを2箇所開けることが肝要です。それと、大切なのが時間帯です。花粉が少ない早朝や夜遅くにしっかりと換気しましょう。また、レースのカーテンをしたまま換気する、窓の内側の床にタオルマットを敷く等によって、室内に入りこむ花粉量を抑えられます。換気時にサーキュレーターを窓に向けて斜め上方向へ送風するのも良い方法です。

症状が似ていることに注意

この時期に気をつけたいのが花粉症と似た症状の寒暖差アレルギーです。短い時間の急激な寒暖変化によって、鼻炎が起きて透明な鼻水が出るという症状で、寒暖差の激しい春先に多くみられます。気温変化に伴って自律神経が影響を受け、鼻の細い血管が収縮したり拡張したりすることで、鼻の粘膜にダメージを及ぼして症状があらわれます。自律神経がスムーズに適応する温度差は7度までで、それ以上になると対応できずに体に不調がでるのです。

3月に飛来しやすい

気をつけたいのが黄砂です。中国内陸部の砂漠地帯の砂が偏西風に乗って飛来しますが、日本が影響を受けやすいのが偏西風の強い3月からです。黄砂自体はタンパク質でも金属でもないのでアレルギーを起こしませんが、大気中に含まれる物質を吸着する性質があるため、カビや微生物、汚染物質を取り込んで、喘息などが悪化するリスクは高いです。さらに、スギ花粉に比べて黄砂は小さいので、花粉症用マスクでは効果が薄いリスクがあります。

    

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