股関節とヒザへの負担軽減 「背筋を伸ばす」
気をつけたい「ニワトリ歩き」

股関節やヒザ関節を健康的に保つために大切なのが姿勢です。ヒザを痛めている人の7割が、頭を前に突き出して歩く、いわゆる「ニワトリ歩き」をしています。この歩き方をしていると、股関節が伸びすぎた状態で、ひざは曲がったままで歩くことになり、股関節とヒザ関節に大きな負担をかけています。

正しい背筋の伸ばし方

股関節やヒザ関節の対策として、気にすべきことは実は上半身、それも背骨です。まず背筋を伸ばすことを気に留めましょう。ただし、普段の姿勢が良くない人は、どのようにしたら「背筋を伸ばす」ことになるのか分からないかもしれません。その場合、足を肩幅に開いて両手(指先)を組み、組んだままで手のひらを天井に向けて腕を上げましょう。同時に顔も上向きにして、その際にお尻の穴は床に向けるよう意識します。その形のまま、身体を上下に伸ばします。そこから、顔を正面に戻して、両手を左右に大きく下ろします。これが正しい姿勢です。

つま先立ちして、おろす

大きく動けない時はつま先立ちをしましょう。つま先を真っすぐに向け、つま先とかかとが一直線になるよう両足を平行にして立ちます。内ももに力を入れ、足先は親指側に力をいれます。そこからつま先立ちになり、その姿勢を3秒キープし、ストンとかかとを落とします。その時、足裏でしっかり床を踏みしめたままにします。これで背筋が伸びた姿勢となります。

注意すべき姿勢

背筋を伸ばすことは、かがんだ姿勢になる時にはさらに重要になります。例えば、朝に顔を洗う時に、前かがみの猫背でヒザを延ばした状態では、股関節がうまく使えずヒザにも負担がかかります。背筋を伸ばして股関節とヒザを軽く曲げた方が身体も楽な上、関節も痛めにくくなります。その他にも、物を持ち上げる時は、背筋を伸ばしたまま股関節とヒザ関節の両方を同じくらい曲げて使うと、関節への負担が減ります。

    

マガジン表紙へ