トレンドは何?「ハミガキ&マウスウォッシュ」
国民皆歯科検診

近年すべての国民に歯科健診を行うことを目指す「国民皆歯科検診」が推進されています。口腔ケア先進国のスウェーデン等と比べて、日本の歯科検診受診率は低い現状にあります。より多くの人へ歯科検診を義務化することで早期対策しやすく、歯の健康寿命を延ばし、医療費削減に繋げるのが目的です。

炭酸と温感

そうしたなか、ハミガキは多彩な進化をしています。例えば昨年は、水と唾液に反応して口の中に自然と炭酸の泡が広がる「炭酸ハミガキ」がヒットしました。歯磨き粉が従来の約5倍泡立つことで、歯と歯ぐきの隙間の歯周ポケットに2倍以上の微細な泡が入り込み、高い洗浄力と殺菌効果が得られるのです。さらに、新たなタイプが「温感ハミガキ」です。温感ハミガキは、口腔内をハミガキで温めることによって、歯ぐき組織修復成分が歯ぐきの奥まで届きやすくなり、歯周病予防に役立つとされています。

口臭対策マウスウォッシュ

コロナ下のマスク生活で口臭を気にする人が増えるなか、20~30代の若年層に口臭対策のマウスウォッシュが売れています。これまでにも口臭対策の商品はありましたが、従来の商品との違いは亜塩素酸ナトリウムの配合です。亜塩素酸ナトリウムは口臭の原因菌を殺菌するのに加え、その菌のエサとなるアミノ酸を酸化させて増殖を抑制することもできます。研究結果によると、12時間継続しての口臭予防効果が認められるようです。

歯ブラシ型美顔器まで?!

一歩先行く歯ブラシは「歯ブラシ型の美顔器」です。歯を磨きながら口腔内から顔をケアしようという新しい発想の美顔器です。皮膚に負担をかけずに口腔内から表情筋へ短距離で届き、毎日の歯磨き習慣の延長で行える手軽さが利点です。EMS電極によるもの、アクティブVR振動と赤色LEDによる筋肉刺激によるもの等、すでに2種類以上の方式があります。

    

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