ストレッチの運動量は小さいですが、筋肉をのばすことで凝った筋肉がほぐれて体の動きが大きくなり、日ごろの消費エネルギーが自然とアップします。無理することなく「痛いのが気持ちいい」強さで、反動をつけず１か所ずつ意識して伸ばしましょう。さらに、寝る前のストレッチは眠りを深くするのに役立ちます。運動と同じくらい睡眠も健康的な生活には必要です。ストレッチは動きも小さく簡単ですが、実はその効果は大きいのです。

ストレッチを続けると年齢に関係なく体の柔軟性がアップし、体が柔らかいとしっかり寝返りも打て、骨格のゆがみも整えられます。ストレッチひとつで、いくつも健康改善ができます。おススメのストレッチの１つがみぞおちストレッチです。呼吸が浅くなってしまう時におススメです。正座で膝をやや開き、みぞおちに両手の指先を軽く当て、口からふぅーと息を吐きながら上体を倒す、これを５回繰り返しましょう。緊張しれ硬くなった腹直筋の力が抜け、横隔膜の動きが良くなり、息を長く多く吐けるようになります。

ストレッチ以外に、運動嫌いな人におススメなのが足裏マッサージです。たまっている老廃物を流して足のむくみをとります。冷房などで足が冷えると血流が悪くなっています。足裏マッサージで血流が良くなると、身体の奥から暖かい血液が足裏まで届けられ、足がポカポカと暖かくなります。また、足裏は平衡感覚を保つためにも大切な部位です。足裏感覚を鈍らせないよう家の中ではなるべく素足でいるのがおススメです。

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