意識したい! 自律神経のちょっとした乱れ

天気の乱れが…

梅雨は慢性的なだるさや食欲不振を起こしやすい時期です。その原因のひとつが自律神経の乱れです。暑い日があったかと思うと寒くなり、晴れた日があるかと思えば、雨でジメジメした日が続くという状態では、身体を調整する自律神経が過労状態となり、バランスを崩しやすくなるのです。

日常生活でちょっと意識しよう

梅雨時はそうしたことが起こりやすいと知り、意識することで自律神経の乱れに気づきやすくすることが大切です。天候の変化はいかんともし難いので、それ以外のこと、つまり自分の日常生活で、自律神経の乱れを引き起こさないようにすることが必要です。人の活動が活発になる昼間には交感神経が優位に、休息となる夜には副交感神経が優位に切り替わるというのが、自律神経の大きな1日の流れです。ところが、夜更かしをしたり、夜遅くに食事をとったりして生活リズムがずれると、とたんに自律神経が乱れやすくなります。

食事の注意事項

食事時間はなるべく一定にすることが大切です。特定の食材より、炭水化物・タンパク質・脂質・ビタミン・ミネラルをバランス良く摂りましょう。特にビタミン各種とミネラルは大切な栄養素です。野菜にはそれらが豊富に含まれており、さらに、キュウリ・トマト・ナス・ピーマンなど夏の旬野菜には身体を冷やす効果もあります。

睡眠がホントに大切

そして、自律神経をきちんと整えるには睡眠が本当に大切です。睡眠をきちんと取らないと、生活リズムが乱れるし免疫力も低下します。もし夜間に睡眠がきちんと取れなかった場合は、短い時間の昼寝をしましょう。たとえ睡眠が取れなくても、身体を楽にして休むことで免疫力を高めます。ただし寝る時間は20分間以下にしましょう。それ以上寝てしまうと夜に寝つけなくなり、かえって生活リズムが乱れやすくなります。

    

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