毎日食べよう! ー血管と血液に良い食材ー
イチオシ食材「ニンニク」

血管と血流を良い状態に保つのは、毎日体に入れるもの、つまり食べるものが大切です。血管や血流に効き目のある食材を積極的に摂りましょう。イチオシ食材が「ニンニク」です。ちなみに、ニンニクはガン予防効果が期待される食材としても最強と言われています。

なぜ良いの?

ニンニク成分の中で血管や血液のコンディションを整える役割を果たしているのはアリシンで、ニンニク特有のあの匂いの素となる成分です。ニンニクを切って10分ほど放置するとアリシンが増えますし、油で調理するとアリシンはアホエンという物質に変化し、抗酸化作用や抗血栓作用が期待できます。また、加熱調理の過程で作られるさまざまなイオウ化合物が、血液中の血小板の粘着力を弱め、血管を拡張させる働きをします。

すでに定番「青魚」

すでに有名ですが、血液サラサラになるためにはサバやイワシなどの青魚です。青魚に含まれるDHAやEPAのオメガ3系脂肪酸が血管内皮細胞の機能をサポートします。ちなみに、良い作用を及ぼすのは脂肪酸なので、網焼きなどで脂肪を落とす食べ方はもったいないですし、皮の裏に脂肪が多いので皮ごと食べる方が効果的です。

手軽に摂るなら

手軽さを求める人におススメなのがアーモンドとチョコレートです。アーモンドには抗酸化ビタミンが豊富です。チョコレートのカカオには強力な抗酸化作用が期待できるカカオポリフェノールが含まれています。含有量70%以上のもので、砂糖の配合が控えめなものがおススメです。そして、スイカの果汁に含まれるシトルリンというアミノ酸には血管拡張作用があることが分かっています。これから暑くなる時期にたくさんスイカを食べましょう。

    

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