一番の節約は…病気にならないこと!
生活習慣病の原因

病気になってから「こんなことなら、もっと健康に気をつけておけば…」と後悔しないために、日頃から健康には十分気をつけたいものです。特に生活習慣病については、その主な原因は毎日の生活習慣ですから、日常のちょっとしたことが大きく影響します。

ずっと費用がかかる

生活習慣病になった場合は、病状を少しでも改善させるため、もしくは進行を抑えるために、その時点からずっと費用がかかることになります。糖尿病の費用は食事と運動療法のみであれば月々4千円ほどですが、これに薬物療法が加わると月々1万円以上かかることもあります。高血圧症や脂質異常症であれば月々5千円前後がかかります。症状が進行してしまい、心疾患や脳血管疾患などに発展して入院ともなれば、さらに医療費は跳ね上がります。

運動すると…

生活習慣病対策として、まずやるべきことは「体を動かすこと」です。運動と病気の関連についての研究や調査は色々と発表されていますが、「よく運動する人の方がしない人に比べて生活習慣病になる確率が低くなる」ことは確かです。また、筋肉量が減少すると、生活習慣病だけでなく心臓病などにも悪影響があると言われています。さらに最近では、運動不足によって認知症のリスクが上がるとの調査結果も出ています。認知症を患うと介護費が増大します。そのリスクを下げるためにも、運動は健康生活に欠かせないものと言えそうです。

食事で大切なこと

つぎに注意を払いたいのが食事です。大切なのは食事のバランスで、いかに健康に良い影響があるとされる食べ物でも、それだけを摂っていては健康的とは言えないのです。特に大切なのが朝食です。朝食を摂らないことが高血圧や脳出血のリスクを上げます。「三食全てに気を遣うのは大変でやれない」という人も、朝食だけはしっかり摂ることをまずは目標にしましょう。

    

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