気持ちに与える影響は大きい! ―色の違いー
情報の8割以上を視覚から

花そのものが健康に良い効果がありますが、さらに、花にはさまざまな色があることが影響しているようです。わたしたちは情報のほとんどを視覚から得ているので、思っている以上に色は私たちの気分に影響を与えています。

色を決めるのは

色を決定づける要素は「いわゆる色(色相)」以外に、明るさを表す「明度」と鮮やかさを表す「彩度」です。明度を上げるほど明るくなり最後は真っ白に、明度を下げるほど暗くなり最後は真っ黒になります。彩度は鮮やかさの違いで、例えば同じ赤でも日の丸の赤は鮮やかな赤で、レンガの赤はくすんだ赤です。彩度を上げるほどビビッドな色になり、彩度を下げるほどくすんで最後は灰色に近い色になります。

違いが出る・・・明度と彩度

≪軽い色と重い色≫
明度が高く明るい色は軽く感じ、明度が低く暗い色は重たく感じます。
≪興奮色と沈静色≫
暖色系で彩度が高い色は興奮感を与える効果があり、寒色系で彩度が低い色は落ち着かせる効果があります。
≪柔らかい色と堅い色≫
暖色系で明度が高くて彩度が低い色は柔らかく見えます。一方、寒色系で明度が低くて彩度が高い色は堅く見えます。

色ごとの違い

「赤」: やる気が出てきたり、前向きな気持ちになれたりする
「黄」: 気分を明るくして、コミュニケーション能力を高めてくれる
「緑」: 疲れを癒して、穏やかな気持ちにしてくれる
「青」: 興奮を静めて、落ち着いた気持ちになれる
「紫」: ストレスを和らげて、集中力を高められる
「白」: すっきりとした気分にリフレッシュできる

    

マガジン表紙へ