花粉症の成分が食欲抑制に役立つ?!
「ヒスタミン」

「ヒスタミン」という成分を耳にしたことはありますか?花粉症の人にとっては、クシャミなどをひき起こす忌み嫌う成分かもしれません。外から入ってきた花粉に対して体が過剰反応してヒスタミンを分泌することで、アレルギー反応が出てしまうのです。

ヒスタミンの効果

しかし、食欲を抑制してくれるという嬉しい効能もあります。ヒスタミンは体内にあるアミノ酸のひとつです。脳に入ると、満腹中枢に作用して食欲を抑制する効果と、交感神経を刺激して脂肪燃焼を促進する効果が期待できます。ちなみに、薬やサプリメントでヒスタミンを直接服用できれば良いのでは?と考える人がいるかもしれませんが、残念ながらそれは不可能です。ヒスタミンを摂取するとアレルギー反応を起こす可能性があるからです。

元はヒスタミンの形ではなく・・・

そもそもヒスタミンの形態では脳内にまで到達できません。脳内に入り込む前はアミノ酸の「ヒスチジン」という成分で、脳内に入ってからヒスタミンに変化するのです。アレルギー反応を引き起こすヒスタミンとは違い、ヒスチジンはアミノ酸なので適切に摂取している分には問題ありません。成人の1日必要摂取量は体重1kgに対し約10mg、例えば体重が50kgの人では500mgが必要量となります。

ヒスチジンを含む食材

食材でヒスチジンを多く含んでいるのは、マグロ・カツオ・ブリ・サバ・サンマなどの青魚や、とり肉やブタ肉などの肉類、チーズやヨーグルトなどの乳製品、大豆やきな粉などの大豆製品です。特に多く含まれるのは青魚で、それぞれ100g当たり、カツオは約2500mg、サバは約1250mg、イワシは約1000mgものヒスチジンが含まれています。魚を摂りにくい人にオススメなのがカツオ節で、大量に摂取できない食材ですが、100gの含有量は5600mgもあります。

    

マガジン表紙へ