運動は効果的に! 「サーキット・トレのすすめ」
筋肉はすぐに減る

あまり身体を動かさないでいると、人の身体はすぐに筋力が低下します。例えば50才以上になると、体調不良などで寝込んでいただけで、2日で1%の筋肉量が減少する場合もあります。ですから、ふだんからきちんと筋肉量を多めに保っておくことが必要なのです。

おすすめはスクワット

筋肉量を保つために一番オススメしたい運動がスクワットです。1つの運動で大切ないくつもの筋肉を鍛えることができるからです。筋肉の7割は下半身にあり、役割や大きさを考慮すると、その中でも大切な部位は、ふくらはぎ、お尻、前太ももの筋肉です。スクワットではこれらの筋肉を一度に鍛えることができます。1日に15回、2日に1回で十分です。膝が足より前に出てしまうと効果が薄くなるので、腕を胸の前で交差したら、椅子に座るようなかんじでスクワットをしましょう。

組み合わせると、より効果的

踏み台昇降運動やスクワットは、それらを組み合わせて行なうと、より効果が上がります。踏み台昇降運動は有酸素運動、スクワットは筋肉トレーニングです。同じ運動を続けて行なうよりも、有酸素運動と筋肉トレーニングを交互に(サーキットトレーニング)行なうと、短時間でも効果が出やすいといわれ、下記のように30秒ずつ交互に行なうのがオススメです。

サーキットトレーニングの例

例えば、 @腹筋(筋トレ) 30秒
A踏み台昇降運動(有酸素運動) 30秒
Bスクワット(筋トレ) 30秒   C踏み台昇降(有酸素運動) 30秒
D腕立て伏せ(筋トレ) 30秒   E踏み台昇降(有酸素運動) 30秒
この順番で行なうと、3分間1セットのサーキットトレーニングとなります。3セット行っても、かかる時間はたったの10分です。

    

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