短時間でも効果あり―「踏み台」と「片足立ち」
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コロナウイルスと熱中症への不安から今年の夏は屋外で運動する機会はかなり減るでしょう。それによって弊害が出そうなのが足の衰えです。筋力低下はもとより、血流の滞りや足裏の感覚鈍化なども危惧されます。ですから、家の中でも足を鍛える工夫が必要です。
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室内運動で短時間に効果をあげられてオススメなのが「踏み台昇降運動」です。5分間での消費エネルギーは120kcal以上で、30分間のウォーキングと同じ効果が期待できます。まずは、高さ20cm位の箱型のものを用意しましょう。速さは「息が少し上がるけれど話ができる程度」です。時間は1回につき5分程度、1日に2〜3回出来れば理想的です。
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踏み台にのぼるには、足を高く上げて体重をかけて踏ん張らなくてはいけません。そのため、この動きが腹筋に効くので、「踏み台昇降運動」はエネルギー消費だけでなく腹筋を鍛えることもできます。続けているうちに体力がついてきたら、徐々に時間を延ばしたり、ダンベルなどを手に持って負荷をかけたりするのもおススメです。
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それをする自信もない人は、まずは「片足立ち」から始めてみましょう。自然に立って、一本足で支えている足の膝あたりに上げた足の裏をつけるようにし、両手を肩の高さで水平に広げて真っ直ぐに伸ばして15秒間こらえましょう。足を換えてもう15秒…両足でたったの30秒間です。慣れてきたら時間を増やして片足1分くらいずつ行ないたいところです。片足立ちしている時に腹式呼吸にすると、内臓に刺激が加わって更に効果がアップします。股関節のストレッチとなり骨盤の緊張が緩むので全身の血液の流れも良くなります。
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