三食きっちり、野菜はしっかり…食べよう
三食きっちり

熱中症を防ぐためにも感染症を予防するためにも、体力や免疫力を高めておくことが必要です。梅雨時はジメジメした気候で食欲が落ちやすいですが、三食ともしっかりバランス良く食べることが大切です。特に、不足しがちなビタミンとミネラルは必要量が足りているかをつねに意識しましょう。

食べるだけでも水分補給

野菜には体調管理に欠かせないビタミンやミネラルが豊富です。また食材自体にかなり水分が含まれるので、食べればその分だけ水分補給することになります。特に、夏が旬の野菜には身体を冷やす効果もあります。キュウリ・トマト・ナス・ピーマンなどをたくさん食べて、火照った身体を冷やしましょう。特にキュウリはカリウムが多くて利尿作用が高いので、身体にこもった熱を尿と一緒に排出してくれます。

ネバネバ野菜

また、夏野菜には疲労回復効果の高い野菜がたくさんあります。代表的なものが、ニガウリ・オクラ・モロヘイヤなどです。これらに特徴的なのは、苦味があることとネバネバしていることで、苦味が食欲を刺激し、とろりとした食感はのどごしが良く、食欲がない時でも食べやすい食材です。こうした夏野菜をお酢と一緒に食べるのがオススメです。お酢には疲労回復効果があるので、浅漬けや酢の物にすると効果は倍増します。

免疫力を高めるのは…

免疫力を高めるためには淡色野菜がおすすめです。淡色野菜に含まれるイオウ化合物には、免疫システムを活性化させる作用があります。また、玉ねぎなどに含まれる硫化アリルも、免疫力アップの働きがあります。タマネギ・カブ・大根・白菜などの淡色野菜を積極的に摂りましょう。もちろん、緑黄色野菜に多く含まれるビタミンAやビタミンCなども大切な栄養なので、トマトやキュウリなどの緑黄色野菜もきちんととりましょう。

    

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