|
梅雨では…３０度以下でも熱中症のリスク？！ |
|||||
|
|||||
気温が高くても湿度が低ければ、汗をかくことで体温をコントロールできます。しかし湿度が高いと空気中への熱の放出が難しく、汗が蒸発せず、発汗による体温調節ができにくくなります。そうした状態では熱中症の危険が高まるのです。熱中症は炎天下で激しいスポーツをしている時に起こりやすいと思いがちですが、日が出ていない曇りの日の活動においても、直接日光に当たらない室内にいても、熱中症を起こすことがあるのです。 |
|||||
熱中症を予防するために必要なのが水分の補給です。一度にたくさんとっても尿として体外に出てしまうので、きまった時間に定期的にとりましょう。寝起き、入浴前後、就寝前は必ずとり、就寝中に多くの汗をかくので朝一番のコップ１杯の水が特に大切です。ノドが渇いたと思った時はすでに手遅れの場合もあります。日中もある程度時間を決めて、２００ｍｌ程度をゆっくり飲みましょう。基本は水かお茶がオススメです。 |
|||||
水分としてとるには注意したい飲み物があります。まず、利尿作用と血管拡張作用があるアルコールです。それによって体内の血液量が不足するため、アルコールそのものが熱中症を発症させやすくする危険さえあります。また、糖分を摂り過ぎてしまうスポーツ飲料も要注意です。スポーツ選手用に開発されたもので、スポーツドリンクには１００ｍｌあたり６ｇ程度の糖分が含まれます。激しい運動をしない人には水やお茶で十分なのです。 |
|||||
|
|
|||||
