身体には約260個の関節があり、ふだん無意識で複雑な動きをしています。しかもほとんどの動きは、ある部分が動くとそれに影響を受けて他の部分も動くという形になっています。例えば、立った状態で太ももを内側に回すと、膝も足首も内側に捻れ、土ふまずは下がります。これが典型的な運動連鎖です。