関節をきちんと動かすのは難しい!
5つの大切な関節

200以上ある全ての関節を意識的に動かすことはなかなか難しいでしょう。そこで、身体にとって重要な関節5つに絞って、意識的に動かしてみましょう。足、膝、股、背、肩、これらの関節を意識的に動かすことで、関節が滑らかに動いて関節のズレを整えられます。

関節をきちんと動かすと…

それによって、筋肉に柔軟性がでる、筋力が強化される、血流が良くなる、自律神経が整う、姿勢が良くなるなどの効果が期待できます。関節を適当に動かすだけでは関節を正しく整えられず、関節をきちんと動かすにはコツがいります。関節がつなぐ骨が2つだけとは限らず3つ以上の場合もあるし、骨と骨をつないでいる関節面には色々な形があるからです。

関節の形はさまざま

例えば、肩の関節は球関節といって片方の関節面が丸く、もう片方がそれを受けるお皿のような形なので、いろいろな方向に動かせます。他に、球関節と似ていますが、臼のように関節のくぼみが深くなっている「臼状関節」もあります。関節面が扉の蝶つがいのようでな「蝶番関節」、その変形で螺旋階段のような「螺旋関節」、関節面が楕円形でくぼみが浅く、靱帯により運動が一方向か二方向に限定される「顆状関節」などです。

参考:主要5関節の表

   関係する骨  関節の形
  足関節  距骨と脛骨(すね)と腓骨(すね)  螺旋関節
  膝関節  大腿骨(太もも)と脛骨と腓骨  顆状関節
  股関節  大腿骨と寛骨(骨盤の一部)  臼状関節
  背 骨  椎骨同士(いくつも連なる)  平面関節
  肩関節  肩甲骨と上腕骨  球関節


    

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