乾燥を防ぐには…身体を温めよう
内側から潤わせる

肌の乾燥を防ぐためには、化粧水やクリームなどを使うことも大切です。しかし、そのような外側からの保湿ばかりをしていても、肌を本当に潤わせることはできません。内側から潤わせるために必要なのは身体を温めることです。「きちんと保湿しているのに乾燥する」という人は、身体を温めて肌本来が持っている力を引き出す必要があるのです。

身体が温まると…

身体が温まると、体内の水分調節機能が正しく働くようになり、余計な水分が排出されます。すると、肌細胞の代謝が活性化して、乾燥によってしぼんでいた肌の細胞に新鮮な水分が取り込まれ、みずみずしさが取り戻されるのです。肌は本来こうした代謝を繰り返して潤っているのです。

運動がオススメ

身体を温めて代謝を上げるためには運動がオススメです。運動することによって身体を温めて代謝を上げることができる上に、汗をかくこともできるからです。汗をかいて適度な皮脂を分泌させると肌がしっとりするのです。ウォーキングなど毎日できる簡単な運動がおススメです。下半身を温めた方がより温かくなりやすいので、下半身に筋肉をつけやすいスクワットもおススメです。最初は5〜10回で構わないので、無理のない範囲で毎日続けましょう。

お風呂にしっかり入ろう

肌に水分を補給するのに簡単な方法はお風呂に入ることです。入浴後の肌が柔らかく感じられるのは、角質層に水分がたっぷりと吸収されて、体積が倍以上になるためなのです。この状態で保湿クリームを塗ると、成分が浸透しやすくて時間がたっても乾燥しにくくなります。ただし入浴後に何のケアもしないと、かえって乾燥をひどくさせます。入浴した後は温められた身体の熱によって水分がすぐ蒸発するので、お風呂から出たらすぐに保湿クリームを塗りましょう。

    

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