O型に朗報かも?! 「血液型による違い」
血液型によって違いあり

一時期日本で流行した血液型占い。血液型による性格診断に科学的な根拠はないようですが、実は病気に関しては血液型ごとの特徴があり、それは新型コロナウイルスにも当てはまります。新型コロナの罹患リスクや重症化リスクと血液型との関係について、世界各地で研究がすすめられているのです。

調査で同じような結果が…

中国では武漢と上海の新型コロナ患者を分析し、A型の人は罹患リスクが高くO型は低いとする研究を発表しました。米マサチューセッツの病院は、O型の人は陽性になりづらかったと報告しています。ヨーロッパやカナダでも調査され、やはりO型の人は新型コロナにかかるリスクが低く、A型は高いことが示されました。世界各地の調査で同じような結果が出ているので、O型の人はかかりづらく、重症化しづらいのは間違いないようです。

感染症全般でも、O型は強い

新型コロナだけでなく他の感染症でも、罹患リスクや重症化リスクに差異があるものは、これまでにも確認されています。例えば、O型の人はSARSにかかりづらく、マラリアで重症化しづらいとみられています。罹患リスクや重症化リスクと血液型との関係について解明がすすむことで、さまざまな治療法の開発に役立つと期待が寄せられているのです。

病気と血液型の関係

ちなみに、これまでにも病気と血液型の関係について調査され、さまざまな相関関係が分かっています。例えば、A型はガンや胃潰瘍に罹りやすく、免疫力が少ないとされています。B型はインフルエンザや肺炎、結核菌などのウイルスに弱いとされています。AB型はA型とB型の2つの特徴を併せ持つため、両血液型がかかりやすい病気に注意です。そして、十二指腸潰瘍や糖尿病になりやすいですが、最も免疫力に優れているのがO型なのです。

    

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