呼吸と運動は、不安解消に欠かせない!

深い呼吸

不安を取り除くのに大切なのが呼吸です。深い呼吸を意識的にすることで副交感神経の働きを強め、自律神経を安定させて、それによって不安を和らげるのです。深い呼吸をするには、時間をかけてしっかりと息を吐きましょう。肋骨とお腹の境目にある横隔膜が広がって、息を深く吸い込めます。

体内リズムを整える

規則正しい生活リズムを整えることも大切です。食事や睡眠などの一日の生活リズムの乱れも、不安に大きく影響するからです。私たちの体には体内時計と呼ばれるものがあり、睡眠と覚醒のリズムのみならず、自律神経のさまざまな体の機能を調整しています。毎日決まった時間に食事をとる、早め早起きを心がける等の規則正しい生活を送ることで、この体内時計のリズム自体を整えて、心身ともに健康な状態を保つことができるのです。

運動で脳機能アップ

脳に良いことをすると脳がリラックスをして、不安を減らすことができます。意外なことに、運動は脳に良い影響を与えるのです。どのような運動であっても、ある程度の負荷があれば脳に良い影響があることが研究で明らかになっています。脳機能アップを期待するには、少なくとも45分くらいの少しきつめの運動を週に2回行なうことが必要です。

不安解消にウォーキング

しかし、ストレスや不安解消のためには、そこまで負荷をかける必要はありません。1回30〜60分の軽いウォーキングを週に2回だけでストレスが減ることが確認されています。運動をしないと脳神経と体のつながりが弱まり、脳から臓器への連絡がスムーズに行かなくなります。運動には脳と体のつながりを取り戻す作用が期待でき、ストレス解消にも効果があるのです。

    

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