「怒り日記」を書いて、怒りを減らそう

ため込んではいけない

ささいなことでも苛立ちを毎日感じていると、自律神経は乱れっぱなしになります。小さな乱れは意識しづらく、乱れが収まらずに負のエネルギーが蓄積し体調を崩すリスクが高くなります。怒りはため込まないことが大切なのです。ただし、怒りを無かったことにするのは容易ではありません。

怒りに向き合う

イライラや怒りを無かったことにするのではなく、その出来事と自分の気持ちに冷静に向き合いましょう。1日の終わりに文章にする、つまり「怒り日記」を書くのがオススメです。「怒り日記」は書く順番が大切です。まずは、その日に一番イライラしたことを書きます。どのような事、どのような言動でイライラしたのかを書き出します。後日にまとめて見返すと自分がどのようなシチュエーションで怒りやすいのかが分かります。次に、その日に一番良かったことを書きます。小さな事でも良いので必ず書きましょう。

最後に「目標」を書く

最後に「明日の目標」を書きます。本当にささいな事でも良いのです。無理なことを書くとそれがストレスになる危険性もあるからです。目標をたててそれを達成できると満足感が生まれ、自律神経に良い影響をあたえます。一日のうちの良かったことを考えながら眠りにつくと自律神経が安定し、副交感神経が優位になってリラックス状態で眠りにつけます。

「一日一怒り」で・・・

怒りっぽい人がいきなり怒りをゼロにはできないでしょう。しかし、怒り日記をつけて自分の傾向が分かってくると、減らすことはできるでしょう。そして、怒るのは1日1つだけとしましょう。「ここぞ」という時に怒るためには怒りを厳選しなければなりません。イライラしそうになったらゆっくり呼吸し、いま怒るべきかを考えるクセをつけると、怒る回数を減らせるでしょう。

    

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