自粛すべきは…3密!「密閉・密集・密接」
外出自粛は効果あり

外出自粛は感染を食い止める効果はあるでしょう。しかし、それによる負の面にも目を向けなければなりません。国民生活に甚大な悪影響を及ぼさないように考えるべきでしょう。専門家会議の構成員はほとんどが感染症の専門家です。

社会的、経済的、教育的な影響

感染症な観点からの状況分析はできても、重視されるべき社会的、経済的、教育的な影響について議論されていないでしょう。例えば、人々の活動制限による経済の悪化によって、もともと他国に比べて多い中高年の経済的理由による自殺者が増加する懸念があります。

子ども、高齢者への注意

休校などの外出制限によって、子どもにかかるストレスも気にかかります。子どもだけではなく大人もですが、人は身体も心も適度に活動するようにできています。活動が制限されたり、人との交流が制限されたりすれば、抑うつ状態が出たりする可能性もあるのです。また、高齢者が家に閉じこもっていれば足腰や筋肉に影響が出ないはずはありません。筋肉への影響は容易に生じますし、骨粗しょう症の心配も出てきます。高齢者にとって歩いて筋力を維持することは本当に大切なことなのです。

「3密」はぜったいにダメ!

換気の悪い密閉空間、人が密集する場所、密接した近距離での会話、この『3つの密』を徹底的に避けるのが肝要と言われています。新型コロナ患者の8割は誰にも感染させておらず、残り2割の患者が感染を広げた環境の多くが「密閉・密集・密接」の3要素を持つ空間だったのです。「不要不急の外出の自粛」ではなく、「感染率を高める場所への出入り自粛」をしっかりと考える方が重要なのです。

    

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