適正な運動強度を知るために 「最大心拍数」
運動の良い影響と悪い影響

運動による血圧改善や認知症予防など、さまざまな健康効果が注目され始めた昨今、多くのシニアがライフスタイルに運動を取り入れています。運動にプラス効果が期待できることは確かですが、過度な運動は健康を損なうリスクもあります。

注意したい ゴルフと山登り

健康のためといって運動しながら、足や肩を痛めて整形外科に通う人も増えています。高齢者はケガで運動できなくなると一気に筋力の低下がすすむので、以前のような状態を取り戻すのは大変なことなのです。そして、走ること以上に危険をはらんでいるのがゴルフと山登りです。ゴルフは早起きによって睡眠不足になっていることが多く、山登りは登り始めてから体調が悪くても下りる勇気がなくて無理をしがちだからです。

適正な運動強度

安全に運動するためには、自分にとって適正な運動強度を知ることと、その日のコンディションに合わせて運動強度を調節することが大切です。しかし、多くの人は自己流で運動を始めるので、自分にとっての適正な運動強度がどれくらいか分かっていません。そこで知っておきたいのが、運動強度を測るのに便利な指標である「最大心拍数」です。

「220ー年齢」の50%と覚えよう

最も激しい運動をしたときの心拍数である最大心拍数は、「220―年齢」という計算式が多くの人に当てはまり、医療機関で検査をしなくてもだいたいの目安が自分で把握できます。無理のない運動としては最大心拍数の50〜60%を目安です。一緒に運動している人と息が上がらずに話ができるくらいがそのレベルにあたります。運動は毎日続けるものと決めつけずに、1週間で帳尻を合わせればよいと考えて無理なく行なうようにしましょう。

    

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