鼻水と鼻づまり、より心配すべきは?
鼻水は?

風邪や花粉症などによる鼻の代表的な症状は、鼻水がでる、もしくは鼻が詰まるのどちらかです。どちらをより気にした方が良いのでしょうか。鼻水は出続けるとつらいですが、これはウイルスなどに対抗する身体の防衛機能から起こることで、鼻の中に入った危険物を洗い流す大切な手段です。

鼻づまりは?

一方、鼻づまりは私たちの身体が防衛機能として備えている鼻腔の粘膜の腫れです。鼻の穴の内部には複雑な形状をした鼻腔が広がっています。この鼻腔の粘膜が、吸い込む空気に適度な温度と湿度を与えると同時に、そこから異物を取り除きます。外界から異物が入ったことを鼻腔の粘膜が感知すると、まずはクシャミで異物を排出します。次に、多量の鼻水を分泌して洗い流します。さらに、粘膜を腫らすことで鼻腔をふさいで異物から身体を守ろうとします。これが鼻づまりなのです。

睡眠に悪影響

鼻づまりは慢性化すると、治りきらない状態が続いてしまいます。鼻詰まりはあまり意識しないレベルのものであっても、日常生活の質を損ねている可能性があります。眠っている間に口呼吸しがちになり、眠りが浅くなってイビキをかいたりするようになり、睡眠時無呼吸症候群を引き起こして日中の眠気をもたらすようになります。

慢性副鼻腔炎

副鼻腔炎は強い鼻詰まりを起こす病気として知られています。副鼻腔に細菌などによる慢性的な炎症が起こったものが副鼻腔炎です。副鼻腔炎は自然に治る病気ですが、放置しすぎると鼻ポリープが出来たり、膿性の鼻水によって持続的に鼻詰まりがおこる状態になり、慢性副鼻腔炎になります。慢性になってしまうと、頭痛や嗅覚障害なども引き起こします。

    

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