原始的な感覚を刺激する 「アロマの効用」
嗅覚は五感の中で最も原始的で特殊な感覚といわれています。鼻腔に入った香りは大脳辺縁系を刺激して、そこで瞬時に古い記憶や本能行動と結びつき、さらに視床下部へと伝わり生理反応が現れます。嗅覚からの刺激は大脳新皮質による知的な解釈を通さずに、きわめて直接的に心身に作用するのです。