長い時間をかけて身体を温めるとさらに効果があがるので、オススメしたいのが湯たんぽです。そして大切なのは温める部位です。身体を温めるというと、手先や足先と思いがちですが、そこは逆効果になります。温めるのは身体の中心部分からにしましょう。熱は筋肉に蓄えられるので、大きな筋肉を温めるのが効果的なのです。「お腹」「お尻」「太ももの表側」「太ももの裏側」「二の腕の裏側」を順番に温めましょう。

体を冷やさないために大切なことは、一度体を温めたらその熱を体外に逃がさないことです。体の部位で熱が逃げてしまいやすいのが首周りです。タートルネックを着たり、マフラーを使ったりすると良いですが、首周りのチクチクが気になる人は、綿や絹のスカーフがおススメです。

感染症対策としておススメしたい食べ物が鍋料理です。まずは何と言っても身体が温まります。そして食材にたくさんの水分が含まれるので、身体やノドの乾燥を和らげることもできます。さらに、免疫力を高めるためには欠かせない役割を果たす野菜をたくさん摂ることが出来るからです。鍋に入れる代表的な食材、白菜、かぶ、長ネギ、キノコなどは、免疫力を上げる効果があるものが多いのです。

マガジン表紙へ