ワクチンを打って安心・・・しちゃダメ!

早まっている流行

インフルエンザの流行が早まっています。予防策は秋からしっかり始めましょう。インフルエンザの予防というと、まずは予防接種が思い浮かびます。予防接種はしないよりはした方が良いですが、予防接種を受けたばかりに、かえってインフルエンザに罹りやすくなる人もいます。

ワクチンをうっても・・・

インフルエンザはワクチンを打っても、インフルエンザにかかる可能性があります。特に、乳幼児の発病防止率はわずか2〜4割ほどしかありません。つまり6〜8割の乳幼児は、ワクチンを打っていてもインフルエンザに罹患するのです。ワクチンは日本全体での流行時の発症人数を減らす効果を狙ったもので、個人個人が罹らなくなるわけではありません。ワクチンをうって安心して手洗いなどがおろそかになると、かえってインフルエンザにかかる危険性が高くなるのです。

一番大切なのは手洗い

感染症から身を守るために一番大切なのは手洗いです。病気を引き起こす感染症の多くは手を介して体内に侵入します。様々な場所に病原体が付いている上、人は自分が思っている以上に無意識に自分の顔を触っています。病原菌が付いた手で自分の目・鼻・口などを触っているのです。ですから、手からの侵入を遮断するために、手洗いはとても大切になるのです。

消毒すべき場所

そこで大切になってくるのが清掃や消毒です。職場などでは、不特定多数の人が日常的によく触れる場所に、定期的な消毒が必要です。ドアノブ・スイッチ・エレベーターの押しボタン・トイレの流水レバーなど、しっかり清掃を心がけましょう。個人が日常的に手に触れるもの、例えば、個人の机・キーボード・マウスなども消毒を習慣づけましょう。特に、気をつけたいのが携帯電話です。口からの飛沫が付着しやすいので、数時間に1回は消毒しましょう。

   

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