目に悪影響を及ぼす意外な原因とは?
血行が悪くなると・・・

目は大きさとしては小さい部位ですが、そのわりにたくさんの血液を必要とする部位です。疲れがたまっていて全身の血行が悪くなると、目に良くない症状があらわれます。寝不足が続くと頭部に血液が回らずに立ちくらみなど起こしやすくなりますが、同時に目のピントも合わせづらくなるのです。

睡眠や運動との関係

目のピントを合わせる働きをしているのは自律神経なので、睡眠不足やストレスなどで自律神経のバランスが崩れると、目に悪い影響がが出やすくなります。ですから、当たり前のことですが睡眠はとても大切です。直接的に目をつむって目を休ませるということもありますが、睡眠によって脳の疲れをとるということも必要なのです。また、血行が悪くなると目に良くないので、血行を良くするために定期的に軽い運動をすることは効果的です。

喫煙は悪影響

他にも、全く目には関係なさそうですが、喫煙は血行を悪くするので目には悪影響を与えます。目の病の1つである加齢黄斑変形症のリスクを高める危険性も指摘されています。また、バランスの良い食事も必要です。偏食をせずに、緑黄色野菜や豆、海藻類なども加えてバランスの取れた食生活を心がけましょう。ナッツなどのビタミンEは目の老化防止にも役立ちます。

目の機能:ピークは10代

身体の様々な機能は思った以上に早い段階でピークを迎えます。例えば、筋力は20代がピーク、骨は40代がピークです。そしてなんと、視力のピークは10代なのです。目の中には毛様体筋という水晶体の厚みを変えピントを調節する筋肉がありますが、この筋力は10代をピークに弱っていくのです。目の老化防止のためには全身の老化防止を心がけることが大切で、そのためには毎日の生活習慣が大切です。

    

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