パソコンやスマホの使用で急増 「ドライアイ」
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10月は目の愛護月間です。この機会に目のケアの大切さを考えてみましょう。目の病気で最近多くなっているのがドライアイです。涙の量が減ったり、涙の成分バランスが崩れたりして、角膜や結膜に問題が起きます。目が渇くだけでなく、目の疲れやすさやゴロゴロ感がでるようになったら、ドライアイの可能性が大きいです。
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コンタクトレンズの使用やパソコン作業の多さなどによってドライアイになりやすく、スマートフォンの普及によってドライアイになる人がさらに増えています。至近距離で細かい文字を見続ける作業は目に大きなストレスを与えています。50分作業したら10分休憩しましょう。軽ければ市販の目薬だけでもある程度有効ですが、涙腺の働きを改善する処方薬を使えばより楽になる可能性があるので、眼科でドライアイの検査を受けてみましょう。
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ドライアイのケアには、目の乾燥を気にするだけでなく周りの乾燥にも気を配ることが大切です。エアコンなどで思っている以上にオフィスは乾燥しています。湿度は最低でも40%は必要ですので、足りなそうであれば机上に置けるコンパクトタイプ加湿器などを使いましょう。
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ドライアイと大きな関連があるのがストレスです。ストレスを感じて身体が緊張状態になると、交感神経が優位になります。すると、涙の分泌が少なくなってしまうのです。さらに、緊張状態ではまばたきの回数も減ります。こうした事が重なって、ストレスが多いとドライアイになりやすいのです。最近の研究ではうつとの関係も指摘されています。目の不調を感じたら、「たかが目のこと」と思わずに早めにケアすることが大切です。
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