ガンは、早期発見・早期治療が本当に大切
20代から注意 「子宮ガン」

乳ガン以外にも女性が注意すべきものとして子宮ガンが考えられます。子宮ガンは大きく分けて2つあり、1つが子宮頸ガン、もう1つが子宮体ガンです。子宮頸ガンは20才代から受診した方が良いのですが、20才代の検診受診率はわずか22%にすぎません。検診率を上げることが課題です。

大腸ガンに注意

女性に特有なガンだけに目が行きがちですが、じつは女性のガン死亡率第1位は乳ガンや子宮ガンではなく、大腸ガンです。大腸ガンは男性のガンというイメージがありますが、実際は女性にも多いガンなのです。大腸ガンは早期発見できれば治癒率は高く、定期的に検査を受けて早期発見することが大切なので、ぜひ女性に受けてほしい検診です。

「便潜血検査」

大腸がんには今まで検診を受けたことがない人でも気軽に取り組める検診があります。それが「便潜血検査」で、自宅で採取した便を郵送することで簡単にチェックすることが出来るのです。大腸の粘膜にガンが出来ると、便がガン細胞の表面をこすることで出血します。出血がごく微量で目視で確認することが難しい段階のものでも、早期発見することができるのです。

「健康診断」は健康な頃から

自身の現状を知るために定期的な健康診断はとても大切です。身体の不調を感じていなくても、自分の正常値(健康時の検査数値)を知るためにも若いときから健康診断を受けましょう。そして、以前の数値と比較するためにも、忘れることなく検査を受けるためにも、同じような時期に毎年検査を受けると良いのです。

    

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