快適生活のカギ　「昼食・昼寝・夜の運動」

昼食に脂肪とタンパク質を

胃などの消化器官の働きは、朝起きたときから徐々に活動を始め、昼ごろに最も盛んになります。それ以降は徐々に下降線をたどり、夕方には半分くらいに低下します。ですから、消化に時間がかかる脂肪やタンパク質などは昼に補給するのがよいといえます。

１５分の昼寝

寝苦しい日が続く夏は睡眠が浅くなり、昼間に頭がボーッとすることも少なくありません。そこでおススメしたいのが眠気を解消して仕事の効率を高める「１５分の昼寝」です。そして、昼寝後の寝ぼけ解消に役立てたいのがカフェインです。覚醒作用が出るのに飲んでから３０分くらいかかるので、昼寝前にカフェインを摂ると、昼寝後に覚醒作用が効いてきます。

夏の運動は夜がオススメ

夏の規則正しい生活対策として、おススメしたいのが夜の運動です。普段から運動している人は、そうでない人と比べると、より深い睡眠を得ていることも分かっています。ただし暑い夏の日に、気温の高い昼間に運動することはおススメできません。運動するならば涼しい時間帯がおススメです。実は人の生体リズムから考えても、運動は夜に行なう方が良いのです。

夕方から夜にかけて体温を上げる

人の体温は、明け方に最も低くて日中にかけて徐々に上がり、夕方から夜にかけて最高点となり、夜間に次第に下がるというリズムになっています。体温が下がり始める頃に眠気が現れるのです。就寝時間になっても体温が下がり始めないと、寝つきが悪くなります。就寝時間に体温を下げるには、夕方から夜にかけて、きちんと体温を上げておく必要があります。運動は、体温を上げるのにとても効果があるのです。

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