夏にとりたいのがビタミンやミネラルが豊富な野菜です。食材自体にかなり水分が含まれるので、食べるだけで水分補給にもなります。夏が旬の野菜は身体を冷やす効果があるものが多く、キュウリ・トマト・ナス・ピーマンなどで火照った身体を冷やしましょう。特にキュウリはカリウムが多く利尿作用が高いので、身体にこもった熱を尿と一緒に排出してくれます。

夏野菜にはニガウリ・オクラ・モロヘイヤなど、疲労回復効果の高い野菜がたくさんあります。これらに特徴的なのが苦味とネバネバです。苦味が食欲を刺激し、とろりとした食感は食欲がない時でも喉を通りやすくなります。こうした野菜をぜひお酢と一緒に食べましょう。お酢には疲労回復効果がありますので、浅漬けや酢の物にすると効果はさらに倍増します。

免疫力を高めるためには淡色野菜がおすすめです。淡色野菜に含まれるイオウ化合物には、免疫システムを活性化させる作用があるからです。免疫力アップのためにタマネギ・カブ・大根・白菜などの淡色野菜を積極的に摂りましょう。ただし、緑黄移植野菜に多く含まれるビタミンＡやビタミンＣなども免疫力アップに大切な栄養素ですから、トマトやキュウリなどの緑黄色野菜もきちんととりましょう。

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