ドーン!と、叩いて聞いて健康に 「和太鼓」
叩くと体に良い

趣味で和太鼓を楽しむ人が増えています。そして、この和太鼓を叩くことがとても体に良いのです。まず良い点がその叩き方です。和太鼓はリズム感が大切で、それを表現するためには、ただまっすぐ突っ立って叩いているだけではだめなのです。お腹や手足など体全体を使って叩きます。

ポイントは「縦ノリ」の動き

和太鼓では「縦ノリ」という動きが重要となります。縦ノリとは、ヒザや股関節を上手に使いながら、体を上下させて太鼓を打つことです。「縦ノリ」をマスターすると上手く打てるだけでなく代謝もアップします。全身を使って演奏する和太鼓は、ダンスに匹敵するほどのカロリー消費が望めます。また、スクワットのような動きにもなっています。10分間のスクワットでは続けられない人も多いでしょうが、リズムに合わせて縦ノリしながらドンドンと叩く和太鼓なら楽しく続けられるでしょう。

ドーンと響く音も・・・

音楽療法の中に「太鼓セラピー」と呼ばれるものがあります。ドーンドーンと響く和太鼓の音は、私たち日本人にとってはお祭りや儀式で古くから馴染みのある音です。そのため、私たちはその音を心地よいと感じて、脳がリラックスするのです。また、和太鼓を叩くことによって、脳が活性化されて集中力がアップします。これは酸素を運んでくれる酸素化ヘモグロビンが脳の中で増えるためで、これは科学的にも証明されています。

みんなでやると高い効果

太鼓は一人でやるよりも大勢の方が高い効果を得られます。グループ演奏がそろったときの達成感で、より楽しさや心地よさを感じられるからです。うまく叩けないかも・・・と心配することはありません。太鼓のバチを使って鼓面を思いっきり叩くだけでストレス解消になったという人も多いのです。

    

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