栄養満点のサバ缶・・・でも食べ過ぎてはダメ!
ダイエット効果で人気に

サバ缶はスーパーなどで欠品や品薄状態になるほど人気が続いています。その大きな原因の1つは、サバがダイエットに良いとされたことにあります。たしかにサバに含まれるDHAやEPAには、総コレステロールを抑えて中性脂肪を減らす効果があります。さらに、代謝に関わるビタミンB群が多く含まれているので、痩せやすい体作りの効果も期待できるでしょう。

たくさん食べてしまうと・・・

しかし、サバ缶は決して低カロリーではありません。たくさん食べれば、それだけたくさんカロリーを摂取することになります。サバ缶の成分から得られるのはあくまでもコレステロール値の改善と代謝を上げることなのです。サバ缶と同時にカロリーを多く摂取すれば体重は減りません。

食べ過ぎの副作用

サバ缶を食べ過ぎると嘔吐や下痢などの症状がでる恐れがあります。これはサバ缶に含まれるEPAの過剰摂取によるものです。EPAは一日3g以上摂取するとさまざまな副作用が出てくる危険があります。サバ缶1缶に含まれるEPA量はだいたい2.5gなので、毎日2缶以上を食べてしまうと過剰摂取になる危険性がでてきます。ときたまサバ缶を2缶以上とったからといって、なかなかそれだけでは過剰摂取にはなりませんが、他にもサプリメントを摂っている人は要注意です。

サバ缶の品薄でイワシも人気に

サバ缶の品薄や原料の高騰をうけて、イワシ缶にもブームが広がっています。今年のイワシ缶の売り上げは前年比で140%を超えるほどなのです。イワシは癖の強さから敬遠する人も多いですが、缶詰になっていると色々な味付けができて、洋風の味付けなども人気になっています。

    

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