快眠の大敵…自律神経の乱れに要注意

自律神経はデリケート

睡眠をしっかり取るためには自律神経がうまく働いていることが必要です。しかし、自律神経は呼吸・消化・血流など、生きていくために欠かせない機能をコントロールする神経のため、その働きは精密でデリケートです。

いったん自律神経が乱れると・・・

そのため、何らかの影響ですぐに乱れてうまく働かなくなり、不眠などになりやすくなります。自律神経はいったん大きく乱れると、元に戻すまでに時間がかかることもあります。自律神経の乱れには毎日の生活が大きく影響するだけに、自分で日常生活をコントロールすることが大切になります。「疲れているはずなのに眠れない」という人は、自律神経にダメージを与える生活をしているのかもしれません。

自律神経が乱れる原因

自律神経が乱れる2大原因はストレスと肉体疲労です。仕事などが忙しくて一時的に生活が不規則になったときや、人間関係が上手くいかない時が要注意です。他にも、転居や転職など生活に変化があった時にも注意です。悪い出来事ばかりでなく、結婚などの喜ばしいことでも起こりえます。内向的で感情を抑えがちな人や、疲れているのに頑張ってしまう人は、精神的ストレスや疲労をかかえ込んで自律神経が乱れやすいので注意しましょう。

女性は自律神経が乱れやすい

女性は男性に比べ、自律神経のバランスが崩れやすくなっています。自律神経を支配している「視床下部」は、ホルモンの分泌もコントロールしています。ですから、自律神経はホルモン分泌の影響を受けやすく、女性は1カ月の中で生理周期に合わせてホルモン環境が大きく変化します。このホルモンのアップダウンが、自律神経にも大きな影響を与えるのです。

    

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