甘酒はひな祭りに子どもが飲むというイメージですが、じつは俳句では夏の季語に分類されます。その理由は江戸時代にさかのぼります。江戸時代の生活様式を描いた書物には「甘酒売り」について、「江戸京阪では夏になると街に甘酒売りが多く出てきて甘酒を売っている」という記述があります。