夏でも冷えている胃に・・・温かいみそ汁

胃は冷えている

夏に胃の調子が悪くなる人は多いようです。暑さが原因というよりは、冷えが原因の場合も多いのです。エアコンによって外から身体が冷やされる上に、冷たいものを飲むことが増えて胃が冷やされてしまうのです。こうした冷えによって胃の調子が悪くなる可能性もあるのです。

タンパク質も豊富

暑い時期につい敬遠してしまいがちなのは温かい味噌汁ですが、実は夏の時期にこそ食べてほしい食品です。味噌は大豆からできているので、タンパク質が豊富です。それを味噌の状態にすると、麹(こうじ)の作用でタンパク質の吸収と消化がさらに良くなるので、夏の疲れた胃腸にはもってこいなのです。みそ汁の効能は60度を超えると落ちてしまうので、ぬるい温度で飲むと良いでしょう。ちなみに、コレステロールを下げる働きもあるので、メタボ気味の方にはさらにオススメです。

汗をかく夏に

暑い時期には汗をたくさんかいて体外に塩分がたくさん排出されます。味噌汁がおすすめなのは、味噌汁に含まれる塩分で体内に不足しがちな塩分を補給できるからです。さらに、野菜や海草などの具をたくさん入れることで、不足しがちなビタミンやミネラルを一品でたっぷりとることもできます。

具だくさんで栄養満点

具にオススメなのは根菜です。夏に身体の中で一番冷えにさらされるのは実は胃です。身体を温める効果がある根菜類をたっぷりとりましょう。さらに、不足しがちな海草類は、味噌汁にいれると手軽にたくさんとることが可能です。そして、キノコ類。低カロリーでビタミンや食物繊維が豊富で、コレステロール値を下げる働きもあります。

    

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