知っていますか? 認知症予防「コグニサイズ」

注目されるデュアルタスク

同時に2つのことを行なうことで認知症を予防しようというプログラムが注目されています。2つのことを同時にやることをデュアルタスクといいますが、これが脳の活性化につながるのです。実は家事の多くはデュアルタスクで、女性が男性に比べて寿命が長いのはこれが1つの原因と言われています。一方、運転もデュアルタスクですが、年を取ると考えながら運転動作をすることが出来にくくなり、危険運転になるケースがあるのです。

脳は加齢とともに衰えるが・・・

脳をつかさどる機能は年齢とともに低下していきます。しかし、脳を鍛えれば脳機能の低下度合いを緩やかに出来るのです。ある実験でデュアルタスクとして、字を書きながら雑談した時の脳の動きを調べました。字を書くだけの時や雑談だけの時には、それぞれある決まった部分だけが働いているのですが、字を書きながら雑談をすると、脳全体が強く活性化していたのです。

デュアルタスクを意識的に

デュアルタスクを意識的に行なうプログラムとして注目されているのが「コグニサイズ」と呼ばれるエクササイズです。認知という意味のコグニションと、運動という意味のエクササイズを組み合わせた造語です。例えば、リズムに乗って足踏みしながら3の倍数の時に手をたたく運動です。

1日3分から毎日始めよう

コグニション課題とエクササイズ課題を同時に行なうことで、脳と身体の機能を効果的に向上させることをねらいます。複数人数で行える場合には、しりとりをしながら足踏みするといったエクササイズも可能です。間違えたり言葉が出てこなかったりを気にする必要はありません。間違えることでかえって脳が活性化するのです。短時間でも大丈夫なので、1日3分程度から始めてみましょう。

    

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